■記事の要約
- Google 、コンテンツ連動型広告配信サービス「Google AdSense」の広告掲載入札形式をファーストプライスオークションに移行を発表
- ファーストプライスオークションへの移行は、2021年後半に完了予定
- 今回のサービス変更に伴うサイト運営者側の対応は不要
目次
「Google AdSense」ファーストプライスオークションに移行
Google は、WEBサイト向けに提供しているコンテンツ連動型広告配信サービス「Google AdSense:Google アドセンス」の広告掲載入札形式を、これまでのセカンドプライスオークションからファーストプライスオークションに移行すると発表しました。
今回の変更に伴う、広告掲載メディア・広告主のメリットを解説していきます。
広告主・広告掲載メディアとは
広告主:WEBサイトに広告を掲載したい企業・個人。広告費をGoogleに支払う側。広告枠の落札者。
広告掲載メディア:WEBサイト運営者、WEBサイトの広告枠を広告主に提供し、Googleから収益を受け取る側。
セカンドプライスオークション、ファーストプライスオークションの特徴
セカンドプライスオークションの特徴
- 入札額が一番多かった落札者が、二番目に多かった入札額に+1 円を足した金額で落札することができる
- 落札額が高くなりにくい
- 落札金額が複雑で分かりにくい
ファーストプライスオークションの特徴
- 一番高値を提示した落札者がその金額で落札できる
- 落札額が高くなる可能性がある
- 落札金額がシンプルで分かりやすい
広告掲載メディア・広告主のメリット
■「Google AdSense」のオークションモデルを合理化
広告主のメリット:デジタル広告に対する支出の信頼性を高める(支出の不確実性を減らす)。
広告掲載メディアのメリット:信頼性の高い収益をもたらす(収益の確実性を高める)。
サイト運営者の対応
「Google AdSense」のファーストプライスオークションへの移行は、2021年後半に完了する予定です。
これらの変更はGoogle側で自動的に更新されるため、サイト運営者側の対応は不要です。
おわりに
ブロガーにとって、「Google AdSense」の規約変更は収益に直結します。
Googleのアナウンスでは収益に変化が見られない可能性を示唆していますが、実際にどのような影響が出てくるのかは未知数ですね。
今後も引き続き注視していきましょう。
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