2021年12月27日、楽天証券と楽天銀行が口座連携サービス「マネーブリッジ」のサービス内容引き下げを発表しました。
私も含めて「楽天経済圏」の多数のユーザーへの影響が見込まれるため、引き下げ内容をご紹介します。
楽天証券
資信託資産形成ポイントの進呈条件について、これまでの「一定の残高を保有している場合」から、2022年4月からは「一定の残高をはじめて達成した場合」の1回のみに変更となります。
変更予定日時:2022年4月1日 00:00以降
達成残高 改定後(2022年4月1日~) | 進呈ポイント |
---|---|
月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合 | 10ポイント |
月末時点の残高が、はじめて30万円に到達した場合 | 30ポイント |
月末時点の残高が、はじめて50万円に到達した場合 | 50ポイント |
月末時点の残高が、はじめて100万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合 | 100ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1000万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて1500万円に到達した場合 | 500ポイント |
月末時点の残高が、はじめて2000万円に到達した場合 | 500ポイント |
これまで毎月受け取れていた楽天ポイントが無くなってしまうのは悲しいね・・・。
【投資信託資産形成ポイント】ポイント進呈条件の変更に関するお知らせ
楽天銀行
マネーブリッジ設定について、従来の普通預金の金利が年0.10%になる優遇措置から、2022年4月からは300万円を超える部分の金利が年0.04%(いずれも税引き前)に引き下げとなります。
変更予定:2022年4月1日 00:00以降
現行(~2022年3月31日) | 改定後(2022年4月1日~) | |
---|---|---|
適用金利 | 普通預金金利に上乗せ金利を加えた優遇金利が適用されます。 ・普通預金残高に関係なく一律、年0.10%(税引後年 0.079%)を適用 | 普通預金金利に上乗せ金利を加えた優遇金利が適用されます。 ・普通預金残高によって異なる優遇金利を適用 L普通預金残高300万円以下の部分:年0.10%(税引後年0.079%) L普通預金残高300万円を超える部分:年0.04%(税引後年0.031%) |
Q:楽天銀行に1,000万円の預金がある人の影響は?
現行:預金1,000万円×優遇金利 年0.10% ⇒ 年利1万円
改定後: 預金1,000万円 ⇒ (*①+*②) = 年利5,800円 (前年比 年利 -4,200円)
*①300万円×優遇金利 年0.10% ⇒ 3,000円
*②700万円×優遇金利 年0.04% ⇒ 2,800円
楽天銀行に1,000万円の預金がある人は、これまで受け取れた金利が4,200円も下がってしまうよ。
おわりに
今回は、楽天証券と楽天銀行のサービス引き下げ内容をご紹介しました。
企業側にとっては楽天モバイルで苦戦が続くための資金調達戦略の一つかと予想できますが、ユーザーにとってはとても残念な内容でした。
今後もサービス引き下げが続くようであれば、「楽天経済圏」の離脱者が増えることも予想されますね。
今後も引き続き、楽天証券と楽天銀行の動向を注視していきましょう。
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